ラグジュアリーブランドとしての地位を確率したバーバリー

世界を見渡すとたくさんのラグジュアリーブランドがあります。 日本でもLOUIS VUITTONやPRADA、GUCCIなど男女問わずに人気で店舗を展開しているものもあります。

バーバリーのギャバジンコートは耐水性防水性に優れ、アムンゼンが南極点に到達した事から話題になり、その後に英国ジョージ五世からコートを始めとしたジャケット類を王室御用達として拝命されています。 定番のノヴァチェックは当時はまだ付いておらず、その後に英国で伝統のカントリータータンからヒントを得てコートの裏地として作られたようです。

落ち着いたバーバリーのチェックは、多くの人から愛されて現在もバーバリーと言えばあのチェックと誰もが知るものとなりました。

有名な映画「カサブランカ」でハンフリーボガードが着用した事から、日本でも一気にバーバリー人気が上がりました。男らしい顔立ちに渋い演技、そしてそれを引き立てる上質のバーバリーコートが見事にマッチングしたのでしょう。

当時の日本の男性も挙ってバーバリーコートを着てデートに出掛けたという逸話もあるぐらいです。その後も多くのセレブ達に愛され愛用者は数多くいます。

イギリスの首相は勿論の事ジョージ・ブッシュも愛用したのはあまりにも有名です。 バーバリーがラグジュアリーブランドとして確立してから、日本では三陽商会がライセンス契約を行い販売を続けていますが、1996年にレディスキャラクターブランドとしてバーバリーブラックレーベルを配信。

その後にはメンズキャラクターブランドのバーバリーブラックレーベルを開発して、メンズレディス両方から若者を対象としたブランドを発表しています。 ブルーレーベルの発売当時のイメージキャラクターに安室奈美恵を使った事から、ギャル系の女性に人気が出て、バーバリーブラックレーベルもきれいめ系のファッションを好む男性からの支持を集めるようになりました。

アメリカントラッドとは違って無骨さがないバーバリーのハイセンスなラインは、こなれたファッションの金字塔てして日本のラグジュアリーブランドとしての地位を確立したわけです。

ハイセンスなラグジュアリーブランドが日本企業から販売されるのは非常に珍しく、今でも若者の憧れのブランドとして君臨しています。

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