BBL USED コラム

バーバリー、トレンチコートの思い出

私は、去年の冬にバーバリーのトレンチコートを購入した。このバーバリーのトレンチコートは私が長年憧れていたものだった。
私には、大学で職員をしている優秀な姉がいる。正直言って、一時期は非常に仲が悪かったのだが、姉が18歳の時に初めてもらった給料でバーバリーのマフラーを買ってくれた。
私は、その時に姉が言ったのは、いつも真面目に頑張っているけどおしゃれもしないと駄目だよと言っていた。その時、姉がバーバリーのコートなら一番似合うんじゃないと言ってくれたのだった。

私は、大学生になり憧れのバーバリーのトレンチコートを買うために、バイトしてお金を貯めた。そうして、お店に行って見たが、大学生のバイト代では自分の欲しいモデルの商品が変えないことに気づいた。それ以来、バイトをしつつも、毎年モデルチェンジするモデルを見せに行って見に行ったのだった。

そうしている内に、5年の月日が経ち、私は社会人になっていた。その時に、思ったのがカスタマイズで買おうと考えた。自分でいうのもなんだが、スコットランドに大学時代旅行に行くくらい、チェックが好きだったからだ。社会人になって、お金を貯めて、去年の冬にお店に行った。

コートの生地や中地など、あらゆる物を選ぶのが非常に楽しみで、生地を選んでいる時間は幸せだった。そんな時間を過ごしていて、自分のベストカスタマイズを見出した。
コートが完成するまでは、非常にそわそわした。だって本当に楽しみにしていたし、実際着てみてどうなのだろうかを考えるとワクワクしていた。 コートの完成の連絡がきて、実際に店に行って出来たコートとご対面をした。その時の、似合っているさまと笑顔が忘れられなかった。

しばらくして、姉が遊びに来ると行って私の職場近くに立ち寄った。その時は、冬の初めだったので、トレンチコートを着ていったのだ。すると、姉が凄く似合っていると褒めてくれたのだった。私は、心から嬉しくなった。(40代男性寄稿)

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