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バーバリーの品質〜始まりはギャバジン

バーバリーの品質の歴史はギャバジンが始まり

ギャバジン バーバリーの代表的なアイテムの一つにトレンチコートがあります。そのトレンチコートの元となる「ギャバジン」という素材を生み出したのがバーバリーです。1879年に農民が泥などの汚れを防ぐために羽織っていた上着をヒントに、ブランド創設者のトーマス・バーバリーは、耐久性と防水性に優れた新素材を発明しました。バーバリーが発明したギャバジンの素材は、1910年にイギリスパイロットの飛行用衣料に使用され、多くの冒険家達の防寒具としても愛用されていました。1911年には、南極点に達したノルウェーの探検家のロアール・アムンセン、イギリスの探検家ロバート・スコット、1914年にはアーネスト・シャクルトン率いる探検隊が遭難した際に、無事に生還していた時に着用していたのがバーバリーの防寒着です。その後もエベレストを初登頂したジョージ・マロリーや、大西洋無着陸横断に成功したジョン・オルコックなど、ギャバジンの優れた機能性は歴史的なシーンに用いられていました。

イギリス王室でも愛用される本家バーバリーの品質の高さ

本家バーバリーは、イギリスのジャケットやコート部門の王室御用達(ロイヤルワラント)として正式に採用されており、バーバリーの品質は英国でも屈指の高さで知られています。ギャバジンを始めとする機能性の高い素材を使用したバーバリー製品は、オーセンティックなデザインではあるものの時代に流されることのない美しさを持っています。しかし、本家バーバリーにおいてもコレクションラインに違いがあり、一番品質に優れているのは「プローサム」になります。価格も他のコレクションに比べてラグジュアリーとなっていますが、上質な素材と洗練されたデザインの美しさに加え、優れた機能性を備えた製品が並びますので、バーバリーの本物の品質の高さや、素晴らしさを感じたい方は「プローサム」やオーダーメイドでお願いするのがおすすめです。

ライセンスレーベルと本家インポート製品の品質の違い

イギリス本家のバーバリー製品をインポート製品とし、ライセンスを取得して三陽商会から販売されているバーバリーをブラックレーベル、ブルーレーベルとして販売していますが、三陽商会から販売されているライセンスレーベルの商品は、本家の製品と比べると価格帯が非常に手頃となっています。そのため、品質に関しても違いがあり、高機能なギャバジンのトレンチコートを求めるなら、ライセンスレーベルではなく本家の製品を選ぶのがおすすめです。しかし、デザイン性やシルエットにおいては、日本人好みに仕上げられているライセンスレーベルの方が好みという方もいます。何を重視するかは人それぞれになってしまいますが、品質の問題だけで考えるなら本家バーバリー製品の方が優れています。ただし、決して粗悪な商品をレーベルで販売している訳ではありませんので安心して下さい。
バーバリー
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