バーバリー　ブルーレーベルってどんなブランド？

バーバリー・ブルーレーベルとは？

「バーバリー・ブルーレーベル」とは、バーバリー・ブラックレーベルと同じく、日本の三陽商会から販売されているブランドです。英国バーバリーのライセンス許可を契約して誕生したブランドで、１９９６年に１８歳〜２５歳の女性をターゲットにして作られました。ブルーレーベルは、オードリー・ヘップバーンや、ジャクリーン・ケネディが２０歳の頃に選んだ服をデザインコンセプトとしており、英国バーバリーの基本的なスタイルを崩さずに、日本人向けにアレンジされています。そのため、中高年向けのバーバリーに対して、ブルーレーベルでは若い世代をターゲットにしているという事もあり、フェミニンで可愛らしいデザインが多いのが特徴です。また、エレガントなバーバリーチェックをあしらったアイテムも多く、日本では英国バーバリーよりも価格帯が手頃な事から、非常に人気が高いブランドとして発展していきました。

ブルーレーベルを一躍有名にした人物とは？

日本で一躍バーバリー・ブルーレーベルのブランドを世間に広めた人物は、現在でも多くの女性の憧れである「安室奈美恵」です。アムラー、ガングロという言葉も流行するほど、９０年代に多くの社会現象を与えてきた彼女は、同性である女性達からも支持されていました。その中で、ダンサーであるSAMとの結婚の記者会見発表の際に着用していたのがバーバリーのスカートです。黒のタートルネックに、キャメル色をベースにしたクラシックなバーバリーチェックのスカートは、上品でありながらも非常に可愛らしい印象を与え、テレビを見ていた人達を釘づけにしました。そして、テレビに登場した後は爆発的にバーバリーのスカートは売れ行きを伸ばし、ブルーレーベルの名は日本で知られるようになりました。

ブルーレーベルメンズの終了とライセンス契約の今後とは？

バーバリー・ブルーレーベルでは、もともと女性向けとして誕生しましたが、２０００年代に入ってからメンズ商品を取り扱うようになりました。しかし、２０１２年の２月にはブルーレーベルのメンズ商品の生産が終了し、元の態勢が取られました。メンズ商品と言えばブラック・レーベルのイメージが強いことから、ブルーレーベルでメンズ商品が販売されていた事を知らずに、生産が終了してしまったという方も多いのではないでしょうか？さらに、今後はレーベル全体のライセンス契約が２０１５年を持って終了すると言われていますので、ブルーレーベルの販売は三陽商会からは撤退する可能性が強くなっています。そのため、人気が高いブルーレーベルの製造・販売は、英国バーバリーから引き継がれると噂されていますが、いずれも正式に決定した訳ではありません。バーバリー・ブルーレーベルのファンの方達にとっては、少々残念とも言えるニュースではありますが、バーバリーの今後の展開や動向に注目しておきたいところです。
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