BBL USED コラム


フォーマルな日に着こなしたいバーバリー

BAR 私は50代の男ですが、バーバリーのコートには半ば都市伝説のような思いがあります。
あのハンフリーボガードがカサブランカの映画で着ていたコートは、
バーバリーかアクアスキュータムかで、学生時代、焼き鳥屋で友人と
延々と明け方まで大論争をした思い出があります。
これから社会人になったら、どちらかのコートを着て、
粋なバーでボガードのように着こなして、決め台詞で口説いてみようと、
輝く未来の夢を見ていました。

 それほどバーバリーのコートの裏地のバーバリーチェックと呼ばれる模様は、ステータスな気持ちにさせてくれます。

それから約20年経って、私もバーバーリーのコートを買えるくらいの地位と収入を得るようになりました。
これまでも、他のメーカーのコートは数々着てきましたが、バーバリーのギャバジンという強撚糸の綿の着触りは、
とてもしっくり来るのです。
その内側に3つボタンのスーツを着れば、どんな体型の男でも、いっぱしの紳士になったような気がします。

 バーバリーコートは、なんといっても英国王室御用達という最高の称号を持つブランドであり、
また、バーバリーのマークそのものが、Equestrian Knightと呼ばれる乗馬の騎士を現しており、
ダンディズムそのものだからこそ、世界中の男から100年以上も愛されるブランドとして、確固たる地位を得ているのだと思います。

 私は、バーバリーコートを着るときは、入学式や送別式など人が多く集まるフォーマルなときと決めています。
コートを脱ぎ着したときに、のぞく裏地のバーバリーチェックが、私に品格をあたえてくれていると思うからです。

 いつかは、バーバリーのコートを着て、ハンフリーボガードのように
「昨日のこと?そんな昔のことは忘れたね。」と言って見みたいものです。

〜〜 COLUMN 〜〜

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