私の自慢のバーバリー製品は、真っ赤なダッフルコートです。

これは、なんと、１９８６年に両親とロンドンに行ったときに、バーバリー本店で買ってもらったコートなのです。
３０年以上使っていますが、定期的にクリーニングに出すと、いつもきれいな状態で着ることができるのです。

赤もいろいろな赤がありますが、まるで、熟したトマトみたいに真っ赤で、その赤い色が大好きで、
気に入って着ているので、そでのあたりは擦れてしまっていますが、バーバリーなので、恥ずかしくないのです。

ニューヨーク在住中にそのコートをよく着ていましたが、
何度も、見知らぬ人から、そのコートを褒められたことがあります。

新品の頃は余り気に入っていなかったのですが、着慣れてきて、
形が体に合うようになって以来、体にフィットして着心地が断然良くなって、
それからその真っ赤なダッフルコートが大好きになりました。

ですから、実際に買ったのは１９８６年でしたが、実際によく着るようになったのは、
１９８８年以降だったのです。いつになっても、ダッフルコートは定番のデザインなので、
古くさくなくて、新鮮な感じがします。

最近はまたダッフルコートが流行っているようですが、私にとっては毎年腕を通すコートの一つです。
とにかく目立つような赤い色をしていて、毛布を着ているように温かいのです。

マフラーにもバーバリー本店で買った、カシミアのマフラーを使っていますが、
そのマフラーと一緒に首もとに巻いて、それからこのダッフルコートを着るのが私の定番です。

そでが少々すれてきても、バーバリーは立派なバーバリーに変わりありません。
私はニューヨークでそれを着ていた時期が長かったのですが、
日本に帰って来たときに着ていても、どこのコートですか？と何度も聞かれたことがあります。

オーソドックスな形をしていて、飽きが来なくて、素晴らしい色をしています。
裏はバーバリーチェックになっていて、最初は長そうだった袖丈も丁度いいのです。


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